窓ガラスの特徴や性能について詳しく解説!!
建築に使用される板ガラスは、ソーダ石灰ガラスという種類のものがほとんどで、その主成分は全体の70%~75%を占めるシリカである。
建築に使用される板ガラスには、様々な種類があります。
1.フロートガラス 2.網入りガラス・線入りガラス 3.型板ガラス 4.すりガラス 5.強化ガラス 6.倍強度がラス 7.合わせガラス 8.熱線反射ガラス 9.熱線吸収ガラス 10.複層ガラス 11.Low-Eガラス(低放射ガラス)
【窓ガラスの特徴】
1.板ガラスの機械的強度は、板ガラスの面積が大きいほど小さくなる。
2.板ガラスの遮蔽係数は、厚みが厚いほど、小さくなる。(遮蔽効果大)
3.板ガラスは熱割れを起こすことがある。
4.板ガラスは地震時にサッシ内で動いて、接触すると割れることがある。
5.防火設備用として、開口部には網入りガラスが使用される。
【窓ガラスの性能】
1.光学的性能・熱的性能
窓ガラスに日射が当たると、一部は室内に透過し、一部は室外に反射し、そして一部が吸収されます。
この窓ガラスに吸収された日射により窓ガラスの温度は上昇し、室内側及び室外側へ再放出されます。
透明度の高い窓ガラスの場合は、日射の透過が約8割に達します。
日射のエネルギー量の半分は可視光線が占めるため、最適なガラスを選ぶことが重要です。
2.耐風圧性
外壁に使用する板ガラスは、その板ガラスの耐風圧強度がその板ガラスに作用する風圧力より大きくなくてはならない。
3.耐震性
板ガラスの耐震設計は、サッシ、カーテンウォール等にはめ込まれた板ガラスが破壊した場合、飛散・脱落しないような設計が大切です。
4.耐衝撃性
板ガラスの衝撃による破壊は、主に飛来物による破壊と人体衝突による破壊です。
一般的なフロートガラスは耐衝撃性は低いため、飛散防止フィルム等の貼付による耐衝撃補強は有効です。
5.熱割れ防止性
板ガラスの熱割れは室内外の温度差により生じます。
板ガラスは、温度が上昇すると膨張し、温度が低下すると縮む性質があります。
板ガラスの熱割れを防止するには、その板ガラスの破壊に対する許容熱応力の値が日射によるガラスエッジに発生する熱応力より大きくなるように設計することが必要です。
特に日射調整フィルムの施工に関しては、事前の熱割れ調査が必要です。
6.防火性・耐火性
防火設備は通常の火災により熱か加えられた場合、火災発生後20分間の遮炎性を満たすものとしており、告示仕様においては防火設備としての開口部には網入り板ガラスが用いられる。
