窓ガラスにフィルムを貼ることによって、飛散防止、防犯・防災、紫外線カット、遮熱・断熱、プライバシー保護など日常生活において快適な生活をお届けします。
又、窓ガラスにフィルムにはその他、デザイン性・インテリア性の優れている製品など様々なフィルムがあります。オフィスビル、一般住宅、マンション、商業施設などで安心・安全、CO2削減に貢献します。
建築窓ガラスフィルムの構成・効果・性能について
1.窓ガラスフィルムの構成(ポリエステルフィルムを基材)
| ハードコート層 |
|---|
| 基材フィルム(ポリエステルフィルム) |
| 金属層又は着色層 |
| 粘着層 |
| 剝離フィルム |
※日射調整フィルムの場合の構成(フィルムの 種類によって構成が異なる)
ハードコート層
フィルム表面の傷つき防止のための層で、主にアクリル系樹脂や酸化ケイ素などが使用されてます。(厚さは2~5μm)
基材フィルム
主要構成材で主にPET(ポリエステルフィルム)が使用されている。
(厚さは25~50μm)
金属層又は着色層
基材フィルムに金属層を設けて日射及び遠赤外線の反射機能反射機能を付加しています。
(日射調整・低放射フィルム)
金属層は主にアルミニウムや銀合金などが用いられ、銀合金を使用したものは可視光線透過率が高いことが特徴です。
粘着層
ガラスに接着させる層で、主にアクリル樹脂系の粘着剤が使用されています。
耐候性優れており、粘着層には耐紫外線吸収剤が添加されていますのでUVカット効果が発揮されます。(厚さ5~30μm)
剝離フィルム
粘着層保護のためのフィルムで、主にポリエステルフィルムが使用されています。
剥がれやすいようにフィルム表面にシリコーン樹脂が塗布されています。
(厚さ25μm)
基材フィルムの厚さ比較
日射調整フィルム・・・25~50μm
飛散防止フィルム・・・50μm以上(単層又は複層)
貫通防止フィルム・・・300μm以上(複層)
基材フィルムの製法
ポリエステルフィルムはTダイ法による2軸延伸法により製造されています。
製造過程
原料⇒配合⇒乾燥⇒溶融⇒押出⇒延伸⇒巻取⇒包装
用途により2次加工が施されます。(着色・金属蒸着・コーティング)
2.窓ガラスフィルムの効果
割れた際の飛散防止
地震や台風等の災害で、誤ってガラスを割った時の人体の安全を守る。
割れたガラスがフィルムにくっつくので、安全にガラスが割れる。
紫外線抑止(UVカット効果)
紫外線を99%カットするので、室内の家具などの材質劣化防止、肌の日焼け等の人体への影響を軽減させます。
また空調効果が良くなり省エネ的です。
防犯・防災(貫通防止効果)
フィルム厚や複数膜構造にすることで、飛散防止効果をより高めたのが貫通防止効果です。
ガラス割り防止!侵入に時間をかけさせて、あきらめさせるのが目的です。(防犯)
台風や竜巻などの突風による飛来物対策に用いられる建築窓ガラス用フィルム(防災)
貫通防止効果は、概ね200μm以上の厚みが必要です。
防犯効果は、概ね350μm程度の厚みが必要です。
日射調整
日射熱の流入を抑制し冷房の負荷を軽減しますので、CO2削減で省エネにも効果的です。
又日差しを和らげて、適度な明るさに調節する機能もあります。
※紫外線を100%近く防いでも、室内の変色劣化には他にも原因があるのであくまでも軽減するものだと認識ください。
(紫外線50%、日射熱21%、可視光線19%、その他10%)
※紫外線が大きく影響する人体に関する日焼けとは異なります。
装飾(デザイン・目隠し効果)
プライバシー保護・・・乳白色半透明で目隠し効果があります。
光を拡散させてフォーカスを外すことで、視線をカットできます。
インテリアの向上・・・閉塞感がなく透明感を活かしたデザイン
防虫効果
虫が反応する近紫外線領域だけをカットして走光性を持つ虫を引き寄せにくくします。
又、人の見える光(可視光線)はカットしないので、透明感ある外観を保つことができます。
用途として、衛生管理が必要な環境である飲食施設、宿泊施設、病院などに活躍します。
コンビニエンスストア、スーパーマーケット、マンションのエントランスにもお勧めです。
